いつものチョコレートケーキは週末のお客さんの時に作る予定があったので、
今年のバレンタインは、主人と息子別々に、いつもと違うものを作ってみました。

先日久しぶりに作ったメロンパンに大感激していた息子には、チョコチップメロンパンを。

甘めの生地のパンにチョコレート入りクッキー生地を乗せて、模様をつけて焼きます。
私は普通のメロンパンよりこちらの方が美味しいと思ったんですが、
あいにく息子には「普通のメロンパンの方がいい」って言われてしまいました・・・。
もちろん自分に作ってくれた、ってことにはとても喜んでくれましたが。
使ったチョコが高級すぎたのかも（笑）。

そして主人には、チョコレートタルトを作りました。
タルト生地が冷凍庫にあったからタルトに決めた、というのはここだけの秘密です（笑）。

特別っぽくするために、クリスマスの時に買った可愛い☆型にまたまた活躍してもらうことに。
まずは、型にタルト生地を敷いて、重石を乗せて空焼きします。
冷ましたタルト台の底にイチゴジャムを塗ってから、チョコレートカスタードをたっぷりと。
そして最後に残ったタルト生地で作った飾りをちょこんと乗せたら出来上がり。
ちなみにチョコレートカスタードは、カスタードクリームのレシピの粉の一部をココアに、
バターの全量をチョコレートに変えただけの、至ってシンプルと言うか・・・適当レシピです。

お一人様サイズを3つ作って、これは主人の分。

これは息子と私の分。


クリームが「ほんのりチョコ風味」というぐらいで優しくて、ジャムの酸味とタルト台の甘さと
よく合っていました。思いのほか美味しかったです（笑）。


そして、主人からのバレンタインは。

ボードゲーム、でした。





すいません嘘です。ちゃんとチョコレートです。
でも主人が「ボードゲーム買ってきた」と言って持ち帰ってきました。
サイズ比較のために箱の上にiPod touch（サイズはiPhoneとほぼ同じ）を乗せてみたんですが、
確かにボードゲームサイズです。写真だとちょっと分かりにくいかもしれませんが、
息子などは一瞬本気でボードゲームかと思ったほど。

そして、中身もすごいです。

いっぱい！
お暇な方は数えてみてください（笑）。

Lindtのチョコレートといえば、普段はLindorシリーズの丸いチョコか、板チョコぐらいしか
食べないですが、こういうデザートっぽいのも食べてみたかったんですよね。
でも、GODIVAほどではないですが、普段食べるにはちょっとお高い。
なので、今年はどうする？という主人の言葉に、すかさずリクエストさせてもらいました。
バレンタイン＝年に一度の贅沢チョコレートを買ってもらってもいい日、です（笑）。

お味の方は、さすがのLindt、程よい甘さでとても美味しいです。
一日にひとつかふたつ、家族で分けながら幸せにいただいています。

先日ついに、憧れのスタンドミキサーを買いました。

アメリカにやってきた当初から料理番組でよく見かけていたスタンドミキサー。
でも最初の頃は、日本に持って帰ることになったら大きすぎるしなー、で買わず。
最近では、スタンドミキサーで出来る事は家にある道具だけで出来てるしなー、でやっぱり買わず。
ずっとずっと、なくてもいいけどあったらいいなぁ可愛いなぁ、の憧れのキッチン家電でした。

それを、買おう！と思う切欠となったのは、「ママのパンをもっと食べたいなぁ」との息子の一言。
じゃ常に自家製パンがあるようにしよう、と思っても、気持ちだけでは絶対長続きしないので、
パンを片手間でも作れるような環境を整えることにして、道具を探し始めました。

フードプロセッサー型とミキサー型で随分迷ったんですが、やっぱり見て触って生地の状態を
ちょこちょこ確認しながら使いたいので、スタンドミキサー型に。
さまざまな機種の中から自分の好みや使いやすい大きさを考えて、5Qtサイズの赤に決定しました。

ね、可愛い（笑）。
　
写真の泡立て用のパーツの他に、撹拌用のパドルと生地捏ね用のフックがあります。
家での主目的がパンなので、生地捏ね用のフックの出番が一番多くなりそうです。

購入して10日程度、色々作って遊んでいます。
シナモンロール
抹茶リング
またまたシナモンロール
チョコレートパン
それから、ピザ生地や食パン、ハムパンやニョッキやバナナケーキも作ってみました。

機械を使ってみて思うのは、捏ねながら他の用事が出来るのは本当に楽だ、ということ。
作るのに気合がいらないので、普段は作らないパンを作ってみようという気にもなります。
具に手をかけるエネルギーもたっぷり残りますしね。
そして何より、台所にあるだけで可愛くて幸せな気持ちになれるのが嬉しい。

出来ることやりやすいこと等を色々研究して、思いっきり使い倒したいと思います。

2011年の最後の日。
ちょっといいお肉を買って、自宅でステーキをしました。

お肉屋さんで買ったBeef Filletです。すごく綺麗なお肉。

自分ではFilet mignonのつもりでいたので予定の倍程の量が出てきてしまって驚いてしまいましたが、
次回はFilet mignon2つ分とか3つ分とかで頼んでみようと心のメモに記入して、今回はこの量を購入。
これも勉強です。

さて、流石に一度では食べきれないので、これを家族3人2回分、の6つに切り分けて。
先日テレビで見たステーキの焼き方で主人が焼いてくれることになっていたので、
ここからは私はアシスタント（アドバイザー？）に徹しました

今日の分の3切れに下味をつけて、しばらくおきます。
。
水気をふき取ったお肉にサラダ油を塗って、塩・胡椒をたっぷりと。

10分～15分ぐらい置いたら、焼きはじめます。

まずは片面。

綺麗な焼き色が付いたら、引っくり返してもう片面。

両面綺麗に焼き色が付いたら、バターを乗せてオーブンへ。数分ぐらいだったかな？

主人がお肉を焼いている横で、私は付け合せをゴソゴソと作ってました。


そして、完成！


本当に普通のステーキでしたが、お肉は柔らかいし、とっても美味しかったです。
いいお肉をちゃんと焼くと自宅でもこんなに美味しくできるんだ、と感動しました。

この日のお肉は少し火が通り過ぎだったので、元旦に食べた残りの半分は
オーブンに入れるのを止めてみたら、立派なミディアムレアに仕上がりました。
2度続けて試してよりよい焼き方を発見できたので、倍量買ってしまったのも
結果としてはよかったです。

ちょっといいお肉なのでお値段もそれなりにするんですが、外食することを考えたら
なんてことないですし、自宅なら帰りの運転の心配なく夫婦ふたりともお酒がのめるしで、
これはクセになりそうです。

今年のクリスマス。
我が家はイブは自宅でのんびり、クリスマス当日は知人宅のパーティーに参加、と楽しく過ごしました。

パーティーにデザートを持っていくことになっていたので、イブのケーキはそこから流用。

ガトーショコラです。
レシピは辻口シェフの「ちゃんと作れるスイーツ」を参考に。
ビターで大人な仕上がりで、ブランデーなどと一緒に食べるのにはバッチリでした。

この星の型は今年のクリスマス商戦が始まった直後に売り場で一目惚れして、
私にしては珍しく、そのまま購入して連れ帰ったものです。
底板が別になっているテフロン加工の型でとても使いやすいし、何より可愛い！
サイズも手頃で、直径10センチちょっとの円の中に入るぐらいだし、今後も出番の増えそうです。

さて、クリスマス当日。
そのお宅での今までの宴会の様子を聞いたところ、デコレーションケーキを切り分けて、というよりは
好きなときに好きなものをつまめる方がいい感じだったので、プチフールを持っていくことに。
しかしプチフール・・・3種類ぐらいは欲しいよね。しかもタイプの違うものが。
作業予定や材料等々を検討して、結局ケーキを4種類作ることにしました。

相変わらず写真のセンスがないのはご愛嬌と言うことで。
サツマイモのケーキ、キウイフルーツのタルト、アーモンドパイ、ガトーショコラです。

サツマイモのケーキは以前も作ったもので、筒状にしたケーキ用のプラスチックフィルムの中に
スポンジ、サツマイモクリーム、サツマイモのグラッセ、カスタードクリーム、ちぎったスポンジ、
生クリームと重ね、最後にサツマイモのグラッセを飾ってあります。
フィルムの直径を小さくしすぎて筒の中で綺麗な層に重ねられなかったんですが、
味には影響がないのでいいことにしてしまいます。ふんわりと優しい仕上がりでした。

キウイフルーツのタルトは、サツマイモケーキで作ったカスタードクリームを流用。
クリームは少量の生クリームとあわせて滑らかにしてあります。
このカスタードクリームも辻口シェフのレシピなんですが、これがとっても美味しくて。
今まではお手軽に電子レンジでカスタードクリームを作っていたんですが、舌触りが全然違う。
手間は多少かかりますが丁寧にすればまず失敗しないし、手間かけるだけの価値あり！です。

アーモンドパイは、ミニマフィン型に甘くないパイ生地を敷いて、
アーモンドパウダー入りのマドレーヌのような生地を流し込んで焼き上げました。

イブの自宅ケーキと同じのガトーショコラは、やはりビターな味わい。
プチフールにしては大きいので星ひとつを5等分したんですが、濃厚なのでそれでちょうどいいサイズでした。


2日前にパイ生地とタルト生地を作って冷蔵庫へ、
前日にガトーショコラを焼き、パイ生地を型に敷いて冷凍庫、タルト生地を型に敷いて冷蔵庫にいれ、
サツマイモのペーストとサツマイモのグラッセも作っておきます。ついでに翌日使う粉や砂糖も計量。
当日は、タルト台を焼いて、アーモンド生地を作ってパイを焼き上げ、カスタードクリームを作って、
サツマイモペーストをクリームに仕上げカスタードクリームにも生クリームを混ぜ込んで、
生クリームも泡立てて、キウイフルーツのタルトとサツマイモケーキを仕上げました。
タイプの違うケーキにすると時間差で作業できるので、思ったより楽に出来ました。

パーティーでも色々食べられてよろこんでもらえたし、作った私も楽しくて、とってもよかったです。

さてさて既に1ヶ月以上前のことですが、息子の誕生日会の第3弾です。
日ごろから仲良くさせていただいている日本人の友達を２家族お招きして、自宅で一緒に祝ってもらいました。
大人5人子ども5人のディナーパーティーです。
何を作ろうかなぁと色々考えていたら何だか楽しくなってきちゃって、最初は半分ぐらいは
買ってきたものを出すつもりだったんですが、結局チーズやハム以外は作ってしまいました。

写真を撮る前に少し食べ始めてしまったので少し減っていますがテーブルはこんな感じ。

手前から、牛肉のパイナップルソース、ラザニア、鳥つくね、サラダ2種、他に、おつまみ用のチーズやハム。

てまりちらし寿司。

そしてお誕生日会にはこれがなくちゃ、のケーキです。

息子のリクエストで、チョコスポンジにチョコクリーム、間にもイチゴを挟んであります。
写真で消してあるところには、息子の名前を白いクリームで描いてありました。

お客様には夕方我が家に来て頂いて、Dinnerを食べてケーキを食べて、
子ども達には帰りにちょっとしたお土産を渡して、という、
誕生日会としてのイベント事のない、普段の遊びをちょっと豪華にしたぐらいの会だったんですが、
息子は仲良しの友達と一緒に遊べて誕生日を祝ってもらって、
私は私で気心の知れた友達と一緒に宴会できて、親子揃ってとても楽しかったです。
息子も10歳。成人するまであと半分です。これからもすくすくと、元気に大きくなって欲しいものです。


オマケ

宴会時に必ず作るもの。
それぞれの料理に必要な材料を書き出し、家にあるものと購入するもの（いつどの店で買うかも含めて）を
整理するためのメモと、どの日のどの時間帯（午前とか午後とか）にどの作業をして
いつ出来上がるかをまとめたメモです。
これを作るようになってから買い忘れや作業のし忘れがなくなりましたし、
当日の朝から大忙しで宴会開始時にはクタクタ・・・なんてこともなくなりました。
料理中にフライパンの数が足りないなんてことも起こらなくなって、万々歳です。